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2020/06/08

Classic but new movement @Shinkaichi, Kobe



前田文化界隈から連鎖して、自分達で居場所をつくっている緩やかなコミュニティが同時多発的に生まれている予感がした夜だった。

今までの地域コミュニティとは少し違い、住んでいる場所に縛られずフットワーク軽く集まったり散らばったりして、国内を旅しながら作っているようだ。

数日前、和歌山の現場でお会いしたばかりの八田さん(鳥取拠点)も居られて、また明日和歌山に戻ると言っていた。そもそも八田さんは和歌山の施工チームとの昔からの繋がりで我々の現場に入って頂いていて、神戸では全く別ルートで偶然知り合った。
近くにいることと遠くにいることが同居しているような不思議な感覚を受ける。

冒頭に書いた「かいわい」的な新しいコミュニティの在り方だと思う。明確な中心や境界がなく、輪郭は常にぼやけていて、朝になったら散り散りになって無くなっているが、気が付くと自然発生的にまた界隈が生まれている。

これからのイベントの在り方も、場や時間が前もって明確に設定されているものではなく、こういう「かいわい」的なものに可能性があるのではないか。逆説的かもしれないが、界隈を設計することはできないものか。